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2016年9月1日
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※残念ながら、2019年6月に閉店しました(こちら
「毎日ここで“ゆった~り”過ごしたくなるなぁ...」と純粋に思ってしまう“ビーガン”『モリ+クモ食堂』 ~ 福井県の移住者が2年かけてつくった“クラフト”食堂 ~

モリ+クモ食堂 看板 メニュー 娘 野坂 輪島 移住者 食堂 レストラン ベジタリアン ビーガン
能登・輪島市三井町与呂見 坂田地区の“とある”一軒の昼食&カフェ食堂へ

里山の空間を思う存分味わえる“居心地”最高の食堂

能登・輪島市与呂見坂田(石川県) - 「自分の家にこんな天井吹き抜けのリビングほしいなぁ~」「毎日、ここでゆった~りコーヒー飲みながら仕事をしたり、書き物したり、読書したりしたいなぁ」っと…純粋に思ってしまい、実に居心地がよく“のんびり”感➕解放感あり➕クセになりそうな“自然リビング風”の“空間”食堂が、能登半島の5世帯人口13人の村にある。

都会から来た人であれば、思わず「きみ、よくこんなところに、店を開いたね!!」と驚いてしまうほど、森と雲しかない環境だろう。だが、ここはそこに魅力がある食堂なのだ。

今回は、そんな空間に包まれる食堂「モリ+クモ食堂」を紹介したい。

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『モリ+クモ食堂』オープン前に、話しを聞いた。

窓からの景色は緑だけ。内装デザインは“木”からつくられた“自然空間”がベース。2年半...“こだわり”をもって改装した“とっておきの”スポット『モリ+クモ食堂』 だ。

そして、ここでの食事は100%植物性のベジタリアン、いわゆる“ビーガン”と呼ばれるカテゴリーの食堂だ。

「モリ+クモ食堂」がオープンしたのは2016年6月22日。

『モリ+クモ食堂』に来るお客さんは体に優しい食事、自然な温もりとリラックスできる環境を求めてここに来るそうだ。“体を綺麗にしてくれる”食事...という印象から、比較的 女性客が多い。

オープン以来、営業日には平均約15人が入っている。金沢の都会から約2時間弱かかり、“なにもない”森の中にある村の食堂にしてはスゴイ方ではないだろうか。


“モリ”と“クモ”...?!?!

「モリ+クモ食堂」の大きな窓ガラスからは、緑ばかりの“森(モリ)”、外に出て、上を見上げれば“雲(クモ)”が広がっている。

その名のとおり「モリ+クモ食堂」はまさに、“森”と“雲”に360°囲まれ、自然と密接した環境にあり、大自然の中にひょっこりお邪魔しているような感覚だ。

実際のところ、そのほか、周りには5世帯13人の人しかいない。能登の里山が創り出す恵みに感謝しながら、「モリ+クモ食堂」での一時を過ごすことができるだろう。

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2016年6月のオープニングパーティーに集まった能登の人々

この自然環境に加え、外にある能登の自然を盛り沢山 体に取り込めるメニューを用意しているのだ。

もちろんのこと『モリ+クモ食堂』のご飯は体に優しく、“浸透しやすく”て美味しい。

乳製品を一切使わないベジタリアン・スタイルで、おそらく能登唯一かと思われる“100%植物性”のビーガン食堂。食堂/レストランが多い東京でも、“ビーガン”のカテゴリーはまだまだ数少ない。

繰り返しだが、自然をそのまま体に取り入れているかのようなメニュー/ご飯だ。


福井県からの移住者ファミリー、人口13名の能登・輪島市の村へ

「モリ+クモ食堂」をオープンしたのは、福井県から移住した家族 野坂隆之さん(38歳、たか)、温子さん(33歳、あっちゃん)、娘のたのちゃん。

野坂ファミリーは2013年9月11日、福井県から、輪島市三井町与呂見(みいまち よろみ)にある人口13名5世帯の坂田に移住。輪島で働き・生活しつつ、約2年かけて改修し、オープンした食堂。内装は...実に“レトロ”で、中古、リサイクル...骨董感があり...不思議な雰囲気を味わうことができる。

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『モリ+クモ食堂』の野坂ファミリー。家族でこの食堂を運営している。

「モリ+クモ食堂」の内装は2年間、地元にホームセンターに通うなどもして、全て自身で作り上げた。食堂兼家は木造の建物。3人はここの2階に住む。

たか曰くここはまだ“未完成”の食堂だ。オープンはしたが、まだまだこれから居心地最高なスペースと、健康的な食堂づくりをしていく心構え。


田舎バックパッカーとしては…『モリ+クモ食堂』をベースキャンプ地として、能登を散策したいと思う。朝から、ここでコーヒー飲み、体に優しいご飯を食べたあと、出かけられたら最高ではないだろうか。

若干、余談にはなるかもしれないが...この食堂の“スペース”を体感していると、どうしても…イメージしてしまうのが、田舎バックパッカーが、学生時代に観ていたアメリカのドラマ「Friends(フレンズ) 」の舞台となっている「Central Café(セントラルカフェ)」だ。

セントラルカフェ」は日々「友だち(ドラマの登場人物たち)が、仕事含め他の予定でさえ忘れてしまうほど、リラックスできる“たまり場”」として利活用される。

「モリ+クモ食堂」のデザインには、木の温もりを活かした現代版の“和”と“洋”がミックスしている。これを自身でデザインして、つくった...と言うのだから驚きだ。

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椅子テーブルは中古や解体したものを店の雰囲気に合わせて工夫してセット。既に食堂は沢山の緑に囲まれているが、たかは以前、花屋勤務で花や緑がすきなので、食堂を緑で埋め尽くしたいそうだ。

都会にある「セントラル・カフェ」のデザインとは全く異なるのだが、『モリ+クモ食堂』は居心地良過ぎる、内装の木と回りの里山に囲まれ、温もりあるスペースとして、利活用したくなってしまうわけだ。

都会のマンションやアパート、オフィス、新築の家などとは全く違い、クラフト感が実にあり、「なんか木の中に住んでいるような感じだね~」「この雰囲気!求めてたんだよ~」と言いたくなるだろう。

「快適」とも言いたいところだが、ここに来ると自分の家のリビングのように寝転んで、楽に過ごせる感覚を覚えるので、「居心地が良い」のほうが適切な表現という気がする。その気持ちわかってくれるだろうか?!

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「毎日、ここでゆった~りコーヒー飲みながら仕事、書き物、読書したりしたいなぁ」っと純粋に思ってしまう空間

「モリとクモ食堂」には、どんな想いがあるのだろうか...続きはこちら


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